店頭に立つと、選択肢の多さで頭が止まる
扁平足の自覚がはっきりしてから、僕は靴を真面目に選び直そうとしました。ランニングシューズコーナーに行くと、クッション系、安定系、レース用、普段履き寄りのモデルまで、似たような箱が並びます。店員さんに相談するのも有効ですが、自分の条件を言語化できていない と、おすすめを受け取っても腹落ちしにくい。僕はまさにそのタイプでした。
そこで試したのが、自分の条件を先に文章として整理し、対話形式のオンラインサービスに投げて整理してもらう やり方です。名称は記事では避けますが、文章をやり取りして整理してくれるチャット型のサービスに近いものです。医師の診断の代わりになるものではありません。あくまで情報整理の補助として使いました。
最初は正直、気持ちの悪さもありました。足の悩みを文章にするのが恥ずかしいし、答えが雑だったら時間のむだだし。でも、頭のなかだけでぐるぐるするより、一度外に出したほうが楽になるタイプの人間なので、試してみる価値はあると判断しました。
※本記事内の M860 の Amazon リンク はアソシエイト(成果報酬型)広告です。購入により本ブログに紹介料が入る場合があります。足の形・サイズは個人差が大きいので、型番はあくまで候補のひとつとして見て、試着や専門店の相談を優先してください。
※ランニングシューズコーナーに行くと、クッション系、安定系、レース用、普段履き寄りのモデルまで、似たような箱が並びます。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。
次の一足を考えるときのメモ。クッション・安定感・見た目の優先順位
最初に書き出した「譲れない条件」
僕が箇条書きにしたのは、だいたい次のような内容でした。
足は扁平足気味で、土踏まずが目視ではほぼ見えない。日常は在宅でデスクワークが多く、歩数は日によって差があるが、意識的に歩く日もある。ランニング競技をするわけではないが、歩行のクッションと安定感は欲しい。見た目は派手すぎず、通勤や外出でも履きたい。サイズは実店舗で試す前提で、まずは候補モデルを絞りたい。
ここで大事だったのは、曖昧な希望を一言にまとめない ことです。「歩きやすい靴が欲しい」だけだと、回答側も一般論になりがちです。足の状態、生活、見た目の好みまで含めると、会話の初期条件が固まります。
※足は扁平足気味で、土踏まずが目視ではほぼ見えない。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。
移動をスニーカー寄りにしたら足が楽だった話。見た目の落とし所と、扁平足まわりの体感
対話で起きたこと:一般論から、型番のリストへ
投げたあとの流れは、おおむね次のような感じでした。最初は扁平足向けの選び方の説明。アーチサポートやミッドソールの種類など、店頭の説明と重なる部分もありました。そのうえで、条件に近いブランドやシリーズ名がいくつか挙がり、さらに質問を返されて条件が細かくなる 。僕は返答のたびに、「安定寄りがいい」「極端な厚底は避けたい」など、主観を足していきました。
この段階で注意したのは、出てきた型番を鵜呑みにしない ことです。オンラインの情報は更新が遅れたり、個人の体験談が混ざったりします。だから候補はあくまで「あとで公式サイトと実物で確認するリスト」として扱いました。価格や在庫、色展開は日々変わります。記事に固定値を書いてもすぐ古くなるので、ここでは割愛します。
会話の途中で、「甲高ですか」「幅はどれくらいですか」みたいな質問が返ってきたら、わからない部分はわからないと答えました。無理に埋めると、後で試着のときに矛盾が出ます。足の計測は素人なので、最終判断は試着と歩行に寄せる、というルールを自分のなかで決めていました。
※最初は扁平足向けの選び方の説明。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。
約3ヶ月履いたあと、靴底の減り方で気づいたこと。扁平足まわりの歩き方ログ
レビューと店頭で、足で確認する
候補が数足に絞れたあとで、僕は実店舗とネットのレビューを行き来しました。レビューは星の数より、足の形の近い人のコメント を優先して読むようにしました。幅広・外反母趾・扁平足など、キーワードで絞り込みます。ただし個人差は大きいので、「この人と同じ結果になる」という期待は持ちませんでした。
試着では、指先にゆとりがあるか、かかとが抜けないか、歩いてみて足裏がどこで圧を感じるかを見ました。扁平足の場合、内側に体重が乗りすぎると疲れやすい、といった説明も店頭で聞くことがありました。専門家の診断ではないので断定はしませんが、自分の足で一周歩いて違和感がないか は、どの情報源より優先しました。
同じブランドでも、モデルによって幅の感じやつま先の余裕が変わります。オンラインで「おすすめ」と出た靴が、店頭で履いたら足首が当たる、ということも普通にあり得ます。だから僕は、候補を三足くらいに絞ったうえで、可能な範囲で実物を比較しました。地方だと店舗在庫が揃わないこともあるので、そのときは無理せず別日に回すほうが安全です。
結果として選んだのはニューバランス M860
整理の結果、僕が購入メモとして残しているのは、ニューバランスのランニングシューズ M860(代表ページ。色・サイズは要確認)です。購入時期のメモは2025年12月頃。扁平足の補助というより、歩行のクッションと安定感を期待して選びました。履いたあとの変化やソールの減り方は、日々のメモとあわせて整理しておき、必要ならあとから記事の材料にします。
この記事では 選び方の過程 に絞ります。対話サービスは魔法の道具ではなく、自分の条件を言語化する練習台として使った、という位置づけです。同じやり方が人に合うとも限りません。足に痛みがある、靴で悪化するなどの場合は、医療機関や専門の靴店に相談するのが先です。読者に「これを買え」と言うつもりはありません。足は個人差が大きいので、リンクは型番を自分で照合するときのたたき台として受け取ってほしいです。
※整理の結果、僕が購入メモとして残しているのは、ニューバランスのランニングシューズ M860 です。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。
ニューバランスM860を履き始めてからのメモ。歩いたあとの足と、負担の感じ方
まとめ:文章にしたことが、いちばんの収穫だった
振り返ると、型番リストよりも、自分の条件を一度書き出したこと のほうが価値が大きかったかもしれません。店員さんに相談するときも、ネットで検索するときも、同じメモがそのまま素材になります。特別なスキルが要る話ではなく、誰でもできるメモの話として書いています。
会話のログは、そのまま保存しておいてもよいです。あとから「当時どんな前提で聞いたっけ」と戻れるので、靴を買い替えるときの出発点にもなります。僕は紙よりスマホのメモ派ですが、形式は何でも構いません。大事なのは、曖昧な希望を一度言葉に落とすことです。
扁平足と向き合い始めた当初は、足の裏を見た衝撃だけが先にありました。そのあと、太ももの張りや歩き方の話とつながり、靴選びまで流れてきた。順番としては遅いですが、一つずつ材料を増やしていくしかないと思っています。この記事が、靴選びで頭が止まっている人の、メモのひな形になればうれしいです。
※そのあと、太ももの張りや歩き方の話とつながり、靴選びまで流れてきた。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。
ニューバランスの色と型番選び。グレー一択にしなかった理由と、足元の続けやすさ
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