デスクワークの座り方と骨盤。椅子の高さを変えてみた記録

土台

前に書いた「座りっぱなし」の続きから

僕は以前、在宅のデスクワークが身体にじわじわ効いていた話を書きました。食事や運動不足だけでは説明しきれない部分として、 同じ姿勢で固まる時間 が長いことに気づき始めた、という内容です。今回は、その延長で 椅子の高さ骨盤まわりの体感 に焦点を当てます。
職業柄、一日の大半がパソコンの前です。会議も資料も、だいたい同じ椅子。通勤で歩く分量が減っている分、座る時間の比重が高くなりがちです。ここを無視したまま扁平足や歩き方だけをいじっても、足元への入り方が毎日同じなら、身体は賢いのでどこかでツケが出る気がしています。

※僕は以前、在宅のデスクワークが身体にじわじわ効いていた話を書きました。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

太ももの張りが消えない理由が、足元にあったという話

「骨盤」という言葉を、僕はどう使っているか

まず断っておくと、僕は解剖学の講師でも整体師でもありません。文章で骨盤と書くときは、 腰の下あたりの塊が、前に倒れている/後ろに引けているように感じる といった、かなり雑な体感のラベルに近いです。レントゲンで確認したわけではないので、ここは断定を避けます。

それでも、座っているときに 腰が丸くなる 感じと、 胸だけ張って肩が上がる 感じはセットで起きやすい、と整体の人にも言われたことがあります。元バスケ部育ちのクセで、攻めの姿勢がデスクにそのまま乗っかると、上半身が大きく見える。鏡で見たときの違和感ともつながる、という話は以前の記事と同じです。

※それでも、座っているときに 腰が丸くなる 感じと、 胸だけ張って肩が上がる 感じはセットで起きやすい、と整体の人にも言われたことがあります。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

在宅のデスクワークが、身体にじわじわ効いていた話。座り方と休憩を見直すまで

椅子の高さを変えた:いきなり高い椅子は買わなかった

ネットを見ると、高機能な椅子やスタンディングデスクの情報がたくさん出ます。僕も一度は惹かれました。ただ当時の僕には、まず 今ある椅子で試せる範囲 の方が現実的でした。

やったことは地味です。座面の高さを、いまの位置から 一段だけ 変えました。上げたのか下げたのかは、椅子の機構と当日の体感で決めたので、ここに「〇cmが正解」とは書きません。大事にしたのは、 両足の裏が床にちゃんとつく こと、 膝裏が座面の縁に食い込みすぎない こと、 肘を机に載せたときに肩がすくみすぎない こと、の三本です。

調整した直後は、むしろ違和感の方が強かったです。慣れの問題だと思って、数日は様子を見ました。仕事中に何度か立ち上がって足首を回す、トイレに行くついでに背伸びする、といった小さな割り込みは以前から続けています。座面を変えたあとも、その習慣は落とさないようにしました。

タイマーで厳密に管理できたわけではありません。集中していると何時間も動かない日もあります。それでも「張り付き」を減らす方向だけは忘れないようにして、通話が音声だけのときは立って聞く、コーヒーを淹れる動線をわざと長くする、など、無料から試せることを先に増やしました。高い椅子を買う前にやれたことが、精神衛生的にも助かりました。

炭水化物を一気に取りすぎないようにする食事の調整も、午後の眠気とセットで続けています。食事と姿勢は別問題に見えて、実際は同じ一日の中で足に降りてくることがあるので、椅子の高さだけをいじって完結とは思っていません。

変わったように感じたこと、変わらなかったこと

体感としては、座っている最中の 腰の重さのかかり方 が少し違う日がありました。前のめりに画面を見る時間が長い日でも、腰だけが先に限界、という終わり方が減った気がする、くらいの言い方が正直です。一方で、集中していると姿勢は崩れるので、 椅子の高さを変えたから完成 ではありません。

脚のむくみや冷えについては、長時間座っていると ふとももの肉で足への血流が悪くなる感じ がして、足が冷たくなったりしびれたりすることがありました。因果を医学的に断定はしませんが、僕の理解では「座り方」とセットの話です。椅子の高さを変えたからといって、むくみがゼロになったわけではありません。

整体で見えた癖を、座り方に戻す作業

僕は身体の歪みを見てもらうために整体に通っています。肩こりがきっかけでしたが、そこで 普段の姿勢の癖 と、それによって起きやすいことの説明を受けたのが大きかったです。デスクの外側で整えても、座り方が毎日同じなら癖は戻りやすい。だから 椅子の高さ みたいな、毎日触る条件をいじるのは、僕には取っ掛かりとして合っていました。
整体の内容を一般化したり、他の人に勧めるつもりはありません。あくまで僕の利用体験です。

※肩こりがきっかけでしたが、そこで 普段の姿勢の癖 と、それによって起きやすいことの説明を受けたのが大きかったです。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

整体で見えてきた「自分のクセ」のメモ。肩こりから始まった身体の話

歩き方・扁平足の話との接続

デスクで腰と骨盤まわりが固まると、歩くときに 股関節から足を出す 意識が薄くなりやすい、と感じることがあります。感じる、に留めます。扁平足のケアで歩き方を試している身としては、座っている時間の質も無視できない、というのがいまの整理です。
長めに歩く日の靴はニューバランス M860 を履くことが多いですが、座り方が悪い日の翌日は、同じ靴でも足の終わり方が違うことがあります。だから僕は、歩数や歩き方だけを切り取らないようにしています。

※扁平足のケアで歩き方を試している身としては、座っている時間の質も無視できない、というのがいまの整理です。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

「みぞおちより下は脚」と意識して歩いた日、翌日の筋肉痛メモ

試してよかったこと、まだ課題なこと

試してよかったのは、いきなり高い投資をせずに 一段だけ条件を変えられた ことです。失敗しても元に戻せるし、身体への影響も小さく積み上げやすいです。

姿勢を支える小物として、猫背サポーターのようなベルトも一度試したことがあります。締めすぎると呼吸が浅くなる日があったので、僕はメインの対策としてではなく、 思い出し用 くらいの位置づけに落ち着きました。道具に頼りすぎると、結局は座っている間の癖が勝つことが多い、という学びです。
オフィス勤務の人には自然に立つタイミングがある一方、在宅だと境界が溶けやすい、という話も以前書きました。座面の高さを変えたあとも、仕事が終わったあとに同じ椅子で動画やゲームに座り続けると、一日の座る時間が生活全体を占領しがちです。僕はまだ完璧に切り替えられているとは言えませんが、少なくとも「仕事中だけでも条件をいじる」ことは続けたいです。
課題は、調整したあとも 画面に顔を近づける癖 が残ることです。椅子だけでは解決しきれません。モニターの高さや距離、キーボードの位置も含めて、また別の段階でいじる余地があります。僕はまだ途中です。

※締めすぎると呼吸が浅くなる日があったので、僕はメインの対策としてではなく、 思い出し用 くらいの位置づけに落ち着きました。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

姿勢が変わると背が伸びたように見える? 体感だけの話なので、はっきり言い切らない

まとめ:骨盤は、座っている間の「環境設定」に近い

デスクワークの座り方と骨盤の話は、正解を配布するより 自分の椅子と腰の関係を観察する 作業に近いです。僕は椅子の高さを一段変えて、数日単位で体感をメモしました。劇的なビフォーアフターはなくても、試す価値はあったと思っています。

痛みやしびれが強い、仕事どころではない、といった場合は、自己流の調整より専門の窓口が先です。僕の記録は、同じように在宅で身体と付き合っている人への共有です。座る時間が長いほど、足元のケアとセットで見直す価値がある、というのがいまの結論です。

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このブログでは、食事・足元・脱毛や肌など同じ軸の記事を横断して読めるようにしています。

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