むくみを数値で追えるか。足首周りを毎日測ってみた正直な感想

食事

悩みは最初から「脚まわり」にあった

事実ログとエピソード棚に書いたとおり、僕はダイエットを始める前から、脚のむくみが強い方でした。一日靴下をはいたあと、跡が深く残る。段差がかなりついている、という表現で残しています。太ももはパツパツで、着たい服が物理的に入らない悩みもセットでした。体重や体脂肪は体重計で見える。食事はあすけんで見える。一方で、脚の張りやむくみは、鏡と感覚だけになりがちです。
顔のむくみは、塩分や外食を減らしたときの変化として語りやすいです。脚は地味です。でも生活の快さに直結します。だから僕は、脚まわりにもう一つ、数える指標を増やせないかと考えました。選んだのが、足首周囲のメジャー測定です。

※顔のむくみは、塩分や外食を減らしたときの変化として語りやすいです。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

塩分の重なりやすい外食を減らしたら、顔のむくみが変わった気がした話

測り方を雑にすると、数字は嘘をつかない

メジャーは安い道具です。やり方を決めないと、同じ足首でも数値が遅刻のたびに変わるのが難所でした。僕は、毎朝体重計のあと、同じ足、同じ高さ、立位で、皮膚が食い込まない程度の圧でそろえる、というルールを粗く決めました。完璧ではありません。むくみの評価を医療の現場と同じ厳密さでやるつもりもありません。あくまで、自分の中での前後比較のためです。
測って分かったのは、日によってのブレが思った以上に小さくない、という当たり前の事実でした。前日の塩分、歩いた距離、座りっぱなしの長さ、睡眠、酒、女性の読者なら周期の影響もあるでしょう。僕は男性ですが、それでも水の寄り方は一定ではない。だから数字を見て「今日は成功」「今日は失敗」と短絡的に決めつけると、すぐに疲れます。

※僕は、毎朝体重計のあと、同じ足、同じ高さ、立位で、皮膚が食い込まない程度の圧でそろえる、というルールを粗く決めました。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

82kgから78kgのあたりで、はじめて味わった停滞。針が止まった週の心の動きを正直に書く

足首の数値は、体重の針ほど気持ちよく動かない

体重は、減量の初期には週単位で下がる局面がありました。事実ログの目安どおり、開始からおおむね9kg前後、体脂肪も少し下がった時期があります。足首周囲は、体重が動いている週でも、メジャーの読みが劇的に変わらない日が続くことがありました。逆に、体重が平坦な週でも、靴下の跡や夕方の張り感だけが強い日がある。つまり、一本の線で体を説明できないという当たり前を、数字でもう一度思い出させられました。

ここで誤解してほしくないのは、測定が無意味だった、という話ではないことです。無意味ではなく、期待の置き方が違った。体重ほどスポーツのスコアみたいに上下しない。むくみは、見た目と体感の方が先に変化のサインになる日もある。僕は、そのギャップをメジャーが教えてくれたと感じています。

※ここで誤解してほしくないのは、測定が無意味だった、という話ではないことです。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

170cm/82kg/27%。鏡の中の「自分」と、しばらくまともに向き合えなかった日の記録。

写真とセットで見たほうが早い場面もある

脚の変化は、画像として残しているものもあります。ふくらはぎや太ももまわりの素材は、公開の仕方に配慮が必要です。足首のメジャー値だけでは拾えない、ラインの変化がある。だから僕は、数値ログと写真を同じフォルダに寄せるようにしました。数字に固執しすぎると、見た目の改善を見落としがちです。特に筋肉質な体型のまま体重だけを追うと、モヤモヤが増えやすい。僕自身、がっちり枠と中性的な理想のあいだで、数字と見た目を別々に扱う練習が必要でした。
太ももまわりの写真も、同じ目的で撮っています。公開するかどうかは都度判断ですが、自分の目で週を比べるための素材としては有効でした。メジャーが平坦でも、写真ではシルエットが少し違う。逆もあります。どちらが正しい、と決めつけず、複数の証拠を持つ方が精神が安定しました。
太もも周りの記録用に撮影した写真の一例(足首の数値と見た目を並べて見る補助)

noshと冷凍野菜の定番が続いたあと、脚の体感も語りやすくなった

※特に筋肉質な体型のまま体重だけを追うと、モヤモヤが増えやすい。このあたりの詳細は、次の記事にまとめています。

73kgあたりで気づいた。顔の「大きさ」は、脂肪とむくみの比重が大きかった

腸の調子が落ち着いてから、体重のログと体感のズレが減った感覚は、別の記事でも触れました。食物繊維が足りていなかったことに気づき、冷凍野菜をnoshとセットで足す。事実ログの定番セットは、いまも生活の中心にあります。便通と脚のむくみを同じ原因で説明できるわけではありません。ただ、毎日のコンディションを言葉にしやすくなったことは、足首の数値を見るときの雑音も減らした気がします。昨日は野菜が足りなかった、水が少なかった、酒が入った。理由の候補を列挙しやすいほど、メジャーの読みが単独の判決になりにくいです。

脚まわりの記録用に撮影した写真の一例(個人の経過の補助。数値とセットで見る)

むくみが強い日に、僕が先に見る順番

測定を続けてから、僕は順番を少し変えました。足首の数値が気になる日は、まず昨日の塩分と睡眠を見る。事実ログにあるとおり、酒を飲んだ夜の睡眠スコアは大きく落ちることがあります。次に、歩数と座りっぱなしの時間帯を思い出す。在宅でPCに向かう日が続くと、足が冷える、しびれる感覚が出ることがあります。因果を断定はしませんが、立つタイミングを増やす方が気分は楽になることが多いです。

足首のメジャーは、その確認のあとで見るようにしました。先に数値を見ると、原因探しが短絡化するからです。これは僕の性格の話です。

おわりに:数値化は「裁き」ではなく「地図」

むくみを数値で追えるか、という問いに対する僕の答えは、追えるが、体重ほど気持ちよくは追えないです。足首周囲は、生活の水分移動を敏感に反映します。反映の仕方は個人差が大きい。医療的な異常の有無は、セルフチェックの数字だけで判断すべきではありません。心配なときは医療機関に相談してください。ここでは、減量と見た目のログの話に留めます。

それでも僕は、測定をやめていません。理由は、裁くためではなく、地図を持つためだからです。今日の張りは、睡眠と塩分と姿勢のどれに近いか。メジャーは、その推測を雑にでも検証するための補助線です。正解が一つに決まらないからこそ、複数のログを並べる意味があります。体重、食事、睡眠、脚の体感、ときどきのメジャー。僕はその並べ方を、いまも試行錯誤しています。

読者が同じように足首を測る必要はありません。むくみの原因は人によって違います。僕の記事は、あくまで一人の試行錯誤のログです。数値が気になるなら、測り方を決めてから週単位で見る。日々の小数で自分を責めない。それだけは、しばらく続けた自分への教訓として残しておきます。

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このブログでは、食事・足元・脱毛や肌など同じ軸の記事を横断して読めるようにしています。

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